Jul 15, 2009
名刺の管理はビジネスの基礎的で重要な情報
PCやスマートフォンの開発はしたが、ビジネスでは昔から変わらないものがある。それは名刺です。名刺には会社名、名前はもちろん電話番号も出ている。最近では、企業のURLや電子メールアドレスも掲載されている。既存の名刺管理、名刺フォルダに整理するだけで生かしことができない。したがって、これらのデータをスキャンして企業全体を生かす方向に時代は進化している。そのためのソフトも発売されている。名刺の管理はビジネスの基礎的で重要な情報である。サポートや秘書として仕事が多かった私。上司の名刺の管理は、私の役割の一つであった。上司の好みに合わせて名刺の管理をしていたのですが、方法は人それぞれ。会社名順に整理されている場合、より執着していないか、外国映画に出てくるようなパラパラと回転のフォルダを管理する見た目重視の方など。データをコンピュータに保存して、名刺自体は無視してしまう方法で管理している人もいました。名刺管理も様々です。
世界一周サムライバックパッカープロジェクト:
フィリピンでの格安英語留学と同じ仕組みで、グアテマラで格安スペイン語留学のための語学学校「アタバル」を運営している片桐真さん。グアテマラ在住20年の片桐さんは、どのような思いから語学学校を運営しているのだろうか。
【世界一周サムライバックパッカープロジェクト:アタバル校内の様子、ほか】
米国のシリコンバレーを訪れた後、南下して中米のグアテマラに入りました。
グアテマラはメキシコの西南に位置する国で、コーヒーの産地として耳にしたことがある人もいるかもしれません。また、マヤ文明がジャングルのど真ん中に残したティカル遺跡というすばらしい遺跡があります。
僕はグアテマラの古都アンティグアで、中南米のスペイン語圏を旅する前に少しだけ語学学校に通いました。アンティグアは1773年の大地震での崩壊で首都がグアテマラ・シティに移されるまで、中米で最も華やかな都市として栄えており、現在でも街自体が世界遺産に登録されています。
その時にお世話になったのが「ATABAL(アタバル)」という、日本人の片桐真さんが運営するスペイン語の語学学校でした。
以前、「なぜ韓国人は英語を話せるのか――フィリピン格安留学のススメ」で、フィリピンへの格安英語留学を紹介しましたが、そのスペイン語バージョンがアタバルです。
仕組みはフィリピン留学と同じで、給与水準や物価差を利用して格安レッスンを実現しています。
参考までにアタバルの料金を挙げると、1日6時間のマンツーマンレッスンを週5日受けて週105ドル、1日2時間のマンツーマンレッスンであれば週5日受けて週41ドルです。1人ではなく、友人たちと2人1組で先生をつけた場合は、1日6時間のレッスンで週79ドルになります。
授業単価で考えると、1日6時間のマンツーマンの場合は1日21ドル。つまり、1時間あたり3.5ドル、1ドル85円で計算すると300円という計算になります。これは日本では不可能な金額でしょう。2人1組での1日6時間レッスンの場合は、1時間あたり約223円となります。
英語の方が需要が大きい昨今ですが、スペイン語を学びたいと思っている人にはもってこいではないでしょうか。そういうことで、今回は片桐さんとアタバルについて紹介させていただきます。
●自身もアタバルで学んだ
――自己紹介とこれまでの歩みについて教えていただけますか。
片桐 アタバルは私の妻のぺトラが1978年に開いたスペイン語学校です。私は1987年にメキシコやグアテマラに旅行した際にアンティグアに立ち寄った時、当時営業していたレストラン「禅」のオーナーのユキさんにアタバルを紹介され、6週間ほど勉強し、スペイン語の基本をマスターしました。
その後、大学院を卒業した1990年からアンティグアに住み、ぺトラと一緒に現在までアタバルを運営しています。
――アタバルの紹介と魅力について教えてください。
片桐 アタバルの生徒のほとんどは日本人です。(文法が似ている関係で)初心者でも何となく会話できる欧米人に比べ、特に日本人の初心者では慣れない先生だと多少戸惑うところがあるようです。しかし、アタバルではベテランの先生を固定して雇用しており、初心者でもあまり戸惑わず勉強していただけると思っています。
日本語で書いたスペイン語文法書なども充実しているので、疑問点などを授業の後に自習して確認することもできます。何か分からないこと、困ったことがあれば、私ができるだけ相談に乗るようにしています。
また授業はマンツーマンなので、それぞれのスペイン語力と希望に合わせた授業を取っていただけます。
――もともと海外で働きたいという志向はお持ちでしたか?
片桐 もともと「海外で働きたい」と漠然とは考えていましたが、こちらでスペイン語を勉強して話せるようになり、具体的に考えるようになりました。
――グアテマラの魅力をどのような部分で感じられていますか?
片桐 グアテマラの魅力は人だと思います。
もちろんティカル、キリグアに代表されるマヤ文明の遺跡や、アンティグアなどの世界遺産は観光資源として重要ですが、そういったところを観光して終わってしまうのではなく、ちょっと田舎っぽく、ラテン系のやたら明るいというイメージとは、ちょっと違う、はにかむ明るさといったものを持った人たちと触れ合ってみるのがグアテマラ滞在の醍醐味ではないかと思います。
――今後の予定や将来の夢・目標について教えてください。
片桐 私はグアテマラに永住する予定です。
アタバルとしては、グアテマラでの通常の授業はもちろん、始めてからもう6年になるインターネットを利用した授業に関しても、さらに充実させていきたいと思っています。
グアテマラのネット事情が少しずつ良くなっているので、様子を見ながらインターネット授業用のコンピュータを増やし、より良い環境でグアテマラに来ることのできない方も、日本にいながらアタバルの授業を受けていただけるようにしていきたいと思います。また、このインターネットの授業を通じて、グアテマラを知っていただけたらとてもうれしいと思っています。
――日本でスペイン語を学んでいる人、学びたい人にメッセージがあればお願いします。
片桐 日本ではスペイン語を実際に使う機会がなかなかなく、スペイン語に関する情報も少ないので、興味を維持していくのが難しい環境にあるかもしれません。
ただ、語学はやはり継続して行うことにより効果が出てくるものなので、一度学び始めたら、少しずつでも続けていただきたいと思います。アタバルで行っているインターネットによる授業がそのお役に立てることがあるかと思いますので、興味がある方はご連絡ください。
――最後に日本の若者にメッセージを。
片桐 興味が内向的で、海外などには興味を持たない人が最近増えていると聞きます。政治や経済だけでなく、さまざまな点で閉塞感があるのかもしれません。
ただ、そういう時こそ海外の違う文化を見てみるのも良いのではないでしょうか? 日本と違った価値観や文化を基礎に生活している人たちがいるということを実際に見て、その中で考えてみるというのはとても新鮮なものであり、考え方やものの見方の幅を広げてくれると思います。
また、外から日本を見ることで、良い点も悪い点も含め、今までとは違ったものが見える時があります。特に、考えが内向きになり行き詰まった時など、思い切って海外に出ることも考えてみてください。
●活用範囲が広いスペイン語
アンティグアにはほかにもスペイン語学校がありますが、日本人向けの細かな対応や、日本語の辞書やテキストなどがアタバルの特徴のようです。
実は中南米を旅する人々の間ではグアテマラでのスペイン語留学(アタバル)は有名な話なのですが、一般の人はほぼ知らないと思います。
何を隠そう僕は大学の第2外国語がスペイン語でした。スペイン語を話せたら、米国大陸の人たちとコミュニケーションできるのだと意気込んで授業に臨んだものの……、数カ月後にはモチベーションが低下していました。英語と同じで、実際に使う機会がないとモチベーションの維持が難しいと思います。
もし、僕が大学1年生の時にグアテマラのスペイン語留学を知っていれば、夏休みや春休みを利用して、にわかに憶えたスペイン語を実践しに、旅行も兼ねてスペイン語留学に行っていたかもしれません(中米なので飛行機代が少し値が張りますが……)。
スペイン語が使えれば、スペインはもちろん、米国大陸のほとんどの国で生活可能です。米国でもロサンゼルスなど、メキシコ国境に近付くほどスペイン語を話す人たちが増えていきます。また、アフリカ大陸でも、モロッコの一部地域の人たちがスペイン語を話せるようでした。かつて、圧倒的な力で領土拡大をしていたスペインの影響でしょう。
学生であれば長期休暇の際に、社会人であれば転職の際に、旅人であれば中南米を旅する前に、グアテマラの古都アンティグアにあるアタバルを訪れてみてはいかがでしょうか。
【太田英基,世界一周サムライバックパッカープロジェクト】
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