Mar 14, 2009

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 “物乞い児童の解放・救済”が現在中国のインターネット上で広がっている。中国では、子どもを誘拐し、人身売買、さらに障害者にさせて物乞いに仕立てるなどの非道行為が多く、今回のインターネット上の行動が、中国の警察当局や政府も動かすうねりとなっている。

 事の起こりは、中国社会科学院研究員の于建〓氏が、ある母親から受け取った手紙で、子どもの誘拐と物乞いに仕立て上げるという事件を知ったこと。2011年1月17日、于氏は自身のミニブログ上で、「怒り心頭、公安部門も動くべきだ!」とのツイートを行った。(〓は山へんに「榮」)

 その後、于氏は街頭で10歳以下の子ども(障害者含む)が物乞いを行っていた場合、すぐに110番通報を行い、通報状況をツイートするようになった。いずれは、全国のネット利用者を動員して、街頭の物乞い児童の写真や動画をかき集めて、記録映画にし、中国では6月1日に設定されている子どもの日に大都市で放映しようと考えていた。

 しかし、1月20日以降、于氏の思惑は微妙にずれていく。于氏のミニブログを見たほかのユーザーが、携帯電話やデジタルカメラ、デジタルビデオカメラを手に、街頭にいる物乞い児童の写真を自身のミニブログに掲載するようになった。これを受けて于氏は同月25日、新浪(SINA)と騰訊(テンセント)という中国最大手のポータルサイトに、「写真で物乞い児童の救済」というミニブログを立ち上げた。

 春節(旧正月、今回は2月3日)があったが、中国のインターネット上ではこの話題でもちきりとなり、2月8日までにこのミニブログは8万8000人にフォローされるまでになっている。数日前から、1日のフォロワーは1万人以上に達する状況だったという。現在までに于氏が呼びかけたボランティアによってこのミニブログは運営されており、1500件以上の物乞い児童の写真がツイートされているという。

 中国では児童の誘拐、人身売買などの行為が非常に多い。2009年4月に展開された当局による徹底取り締まりの結果、児童の誘拐・売買事案4595件を摘発、犯罪集団2757件を逮捕、刑事拘留処分者は1万7486人に達し、現在でも指名手配されているのが3044人、救済された児童は6785人に達したという。これらは、中国当局の取り締まり成果として喧伝されているが、裏を返せば、いかに児童の誘拐・売買が多いかを示すデータともなっている。

 于氏の活動によって、実際4人の児童が救済されるなど、実績も上がっており、「写真で物乞い児童の救済」活動は、中国公安によっても支持されるようになっている。中国公安部の誘拐摘発局の陳士渠局長は3日、ミニブログ上で「誘拐・人身売買の撲滅は全国民が積極的に関与すべきものであり、皆さんの支持や手助けが欠かせない。犯罪につながりそうな情報は一つ残らず公安部で捜査を進める」と発言した。

 広東省中山市の警察当局も、ミニブログで「写真で物乞い児童の救済」活動に謝意を示している。「現在、総力を挙げて全市の物乞い児童の調査に当たっている。誘拐・人身売買の嫌疑があるものに関しては、慎重に身元の調査を進めている。誘拐・人身売買と関係ない物乞い児童に関しても、関連部門への移送を進めている」などの現状報告を行っている。

 「写真で物乞い児童の救済」活動はすでに中国の国会ともいうべき、両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)の複数の委員にも注目されており、今年3月に開催される予定の両会で、児童の誘拐・人身売買禁止と厳罰に対する立法、救済の徹底、児童保護施設の整備などを議案として提出する見通しだという。(編集担当:鈴木義純)

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 [ソウル 9日 ロイター] 韓国政府は9日、北朝鮮が提案していた南北赤十字会談の開催に合意したことを明らかにした。同会談では、南北離散家族の再会に向けた協議が行われる見通しで、朝鮮半島情勢の緊張緩和がさらに一歩進んだことが示された。

 韓国と北朝鮮の軍当局者はこの日、南北高官級軍事会談の実現に向けた2回目の予備会談も開催。南北間の関係は、昨年の北朝鮮による韓国への攻撃やウラン濃縮施設の公開などにより緊張感が高まっていたが、韓国の同盟国である米国や、北朝鮮の最大の支援国である中国からの圧力もあり、このところ融和を探る機運が高まっていた。

 韓国統一省の当局者は、ソウルでの記者会見で「韓国政府は、離散家族再会を含む人道的問題を話し合うべきとの北朝鮮の考えに賛同する」と述べた。

 8日に続いて開催された両国大佐級による軍事予備会談では、この日もさらなる高官級会談の日時や議題などが話し合われている。

 韓国の聯合ニュースが政府筋の話として報じたところでは、北朝鮮は金正日総書記の誕生日前日である2月15日の前後に高官級会談を開催するよう提案したという。

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